そのあとすぐ鳴る着信音にイラッとしつつ、サイレントモードに変更した


しばらく光続ける携帯


だけど、コンビニにつく頃にはその光は止まっていて


彩海ちゃんの所に戻ったんだろう、と納得した



ティーン雑誌を読む彼女は、本当に可愛くて

だけどあるページを見て少し頬を染めていたから、すぐにコツンッとガラスを叩いた


彼女は、修平という渦に飲み込まれた小さな小鳥のようだった。









〔そりゃまあ楽しい事しましたとも(^^)〕

なんてメールを送ったらすぐに携帯が光って内容を見た



〔ふーん…あっそ〕

なんてつまらなさそうな返事


俺は口元を少し上げ、


携帯を閉じ


眠りについた



【side 武 END】