私は目を思いっきりゴシゴシ拭いてから二つ折りの携帯を開いた。


〔わりい、もう行くな。
胡桃、愛してるよ


彩海の次に〕


『…はぁ』


いつもいつも、こういうメール


メールの送った時間は、私と彼が愛し合って1時間30分たったぐらいの時間だった。


少しぐらい、いてくれたっていいのに



〔今日は修平さんの家に二人で帰りますか?〕

前回のメールはシカトし、メールをおくった。



とりあえず水を飲もう。

水を飲んでいるときに、メールがきた



〔今日は家に泊まるから。俺ん家で寝てもいいし、家戻ってきてもいいよ〕


そっけないメール…



―じゃあ、

『お言葉に甘えますか』



私は修平さんに〔では今日は家で泊まってますね〕とメールを送ってまたベットにダイブした。