~♪~♪~♪

あまりならない携帯が鳴って二つおりの携帯を開いた



――颯太


[今日は有難う(^o^)/



ずっと好きだった人と付き合えたからもっと傍にいたいのに(T_T)


愛してるぞ♪]



『(愛してる、か)』



颯太はきっと私を大切にしてくれる


今日だってそう、触れるだけのキス




ハッとして、自分の唇に触れた


『――――ッ』


何、求めてるの




物足りないなんて思ってない?








"―――俺だけしか感じられなくしてやるよ"


修平さんの言葉を思い出す


彼は触れるだけのキスなんてしてこなかった






物足りない、なんて思ってしまうのは、私はまだ


彼色に染まっているのだ





忘れなきゃ、忘れなきゃ――ッ



[此方こそ、今日はご馳走様でした(*^_^*)


今日、颯太に会ってよかった



幸せに、して下さい]




颯太、幸せに、してね?