酸素マスクをつけて

点滴をいっぱいつけた京太がいた

包帯もグルグルに巻かれている

看護師さんが慌ただしく作業していて

ベッドの周りには京太の家族がいた

「きょ…うた…?」

足の震えが止まらなかった