帰り道

京太が後ろから走って来た

「は…川内!」

後ろを振り向くと

息を切らした京太がいた

私のために走って来てくれたんだ

嬉しい

なんて今までは思っていたけど

今はそんな事思わない

「あのさ」

何を言われるかすぐにわかった

だって京太は私の事

はるかじゃなくて川内って呼んだから

それってもう終わりって事だよね