それから京太が

ゆっくり手を握ってきた

私も優しく握り返した

周りから見られてるのは

自分でもよくわかったけど

見られたって全然平気だった

逆に見て欲しいって感じだった

私はこんなに幸せだってこと

みんなにわかって欲しかった