美鈴サイド)



今日は桜と買い物にきた

あの暴走の日のことを謝りたかった中々タイミングがなくて今日こそはって思ってた


桜が水着を買おうっていいだした
少し顔に出して腕を押さえただけで桜にはわかってしまったみたい



意を決して互いの水着を選ぶことになった
たまたま色違いになった時は二人して笑った


桜には話したくなった
あたしの思いを



ちゃんと聞いてくれそうな気がしたから


でも驚いた
桜に女友達が居ないこと
あたしと同じように入れ墨があること


桜は女のあたしから見ても綺麗でかっこいい
時々ほんとに女子高生?
って思うときもある



ただ入れ墨の意味の答えが気になる


『彼氏でもあったし理解者でもあった』




桜に彼氏が居たの?
なのにそんな悲しい顔

聞いてはいけなかったような気がしてきた
どうしよう、、、。



「「さくらー」」



ちょうどタイミングよく馬鹿二人が帰ってきた




あたしにできることはあるのかなぁ