私、今日から高校生になります!!



やっぱりショッピングモールは人がいっぱい



「美鈴はどこかみたい店ある?」




「特に無いけど桜は?」



うーん
アクセサリー見たいし
夏も近づいてるから水着もほしいしなぁ


「ねぇここって水着とかもうある?」



「あると思うよ?」



「美鈴一緒に水着選ぼうよ?」



「いいよ」


というわけで水着売り場へ

男達は水着売り場へ行かないということで
どっかいった



「美鈴はどんな水着着るの?」



「美鈴はあんまり着ない、ちょっとね」



悲しい顔をしながら腕を押さえる美鈴


「そっか今度見せてね?じゃあ今回はあたしの選んで?」



「なんでわかったの?」




「腕押さえてるし悲しい顔してるから、それにあたしもあるよ」



たぶん美鈴が隠してるものはあたしも持ってる



ここの町から出るとき彫ったもの
あたしの胸元にある
黒い蝶と舞う桜の花びら



「そっかじゃあ美鈴も水着買おうかな、」



「おっいいね、じゃぁ美鈴のをあたしが選ぶから美鈴はあたしのを選んでよ」




というわけで選ぶことになった



美鈴はあたしよりも身長低いし
可愛いから白が基調の、胸元に金の輪っかが繋ぎ目としてあるビキニにしよ


あたしが決めて美鈴の元へ行く



「桜、あとで美鈴の話聞いてくれる?」



「もちろん」




美鈴の手にある水着を受け取って
試着室へ




これって


--ガラ


「「桜、美鈴」」

試着室のドアを開けて隣の個室で着替えて居るであろう名前をお互いに呼び合った


なぜかって?


美鈴が選んだ水着は
あたしが選んだ水着の色違いだったから



「「ぷっ」」



顔を見合わせて2人で笑った





お互いに気に入って即購入



「まさか美鈴があのデザイン選んでたなんて」




「桜こそ」




お店をでてカフェへ