今回は初めて美鈴のバイクに乗った
最初は玲慈のに乗るつもりだったんだけど
美鈴がどうしても乗って欲しいっていうから美鈴のバイクに乗った。
やっぱり海岸沿いは気持ちいい
もう暗くて昼間の青い海は見えないけどあたしはこの黒い海も好き
どんな姿になっても変わらずそこにいる
ふと気づくと美鈴とあたし乗ってるバイクだけ道順から外れた
「美鈴。どこいくの?」
「、、、。」
聞いても答えてくれない
着いたのは灯台の下そこにいたのは梟の何人か
「どうしたの?」
すると目の前にいた目がパンダのギャル女が
「みすずぅ、良く連れてきてくれたねぇ」
美鈴は俯いたまま何も言わない
「裏切りだもんねぇ、何にもいえないよねぇ
でも約束あんたの大事な妹には手を出さないよぉ」
そういうこと
「あんたら恥ずかしくないの」
卑怯なことするやつ大嫌いなんだよね
「は?姫だからって調子乗るんじゃねぇよ?」
「ねぇ、妹はどこ?」
喋らなかった美鈴が俯いたまま喋りだした
「もう家に帰したよぉ」
それを聞いた瞬間ギャル女に飛びかかろうとする美鈴
ギャル女はそれを予想してたらしく5人がかりで美鈴の体を押さえ込んだ
「ねぇ、姫さん?姫降りてくれない?
あたしさぁ、玲慈さん達が誰も姫つくらないって聞いてたんだよねえー。あわよくば自分たちが、って思ってたんだよねーっ、てかずっと慕ってたわけ、なのに急に出てきて、姫になって、ちやほやされて
調子に乗るのもいい加減にして欲しいんだよね」
つまり
「あんたらは
この街を守つもり無かったってこと?」
「街を守る?
あははは、うけるぅ
守れるわけ無いじゃんあたしらなんてこの街からしたら、ちっぽけないらない集団なんだから」
、、、いらない集団?
「だからさぁ、痛い目みたくなかったら消えて?」
ギャル女のその言葉で、何人かの人があたしに向かって攻撃してきた。
--ひょい
ばきっ


