「わかった
聞いてくれ俺たちが№1になれない理由
今の№1は蛇龍ってところ薬あり強姦ありの最低な所だ、ここだけなら潰せる
ただ問題なのは後ろに居る奴らだ。西川組ってしってるか?
ここら辺を最近まとめ上げてる組だそいつらが蛇龍のバックにいて迂闊に手が出せない」
蛇龍は知らないけど
西川組は知ってる
あたしたち雷龍を一番邪魔に思ってた奴ら
「俺たちはまだ手を出してないけどもう少し準備ができたら蛇龍もまとめて潰す」
「準備してるの?」
「あぁ」
すごいなちゃんと考えてる
「あたしはどうしたらいい?」
今は珍しく目が開いてる鈴太が説明してくれる
「桜は俺たちの姫になって欲しい」
「美鈴じゃだめなの?」
「美鈴は俺たちの大事な戦力だ姫は俺たちの精神面を支えて欲しい」
美鈴は女だからって遠慮しないからきっとこの獣王にいるんだ
だから守られる姫を受けなかった
「わかった、でもあたしだって守られるのは性に合わないだから守るよ
獣王みんなの心を」
「話はまとまったみたいですね」
いいタイミングに竜樹が戻ってきた
こいつ絶対聞いてただろ、
「あまり危ないことしちゃだめですよ?」
理事長あなただって十分危ないことしてたでしょ。
なんて怖いから言わない
「じゃあ今日は倉庫くるよな?」
「行くよ」
「美鈴、鈴太傘下にも全員集めとけ」
さっそく2人は電話を始めた
「放課後またここに来て?あたし眠すぎて授業受けらんないからココで寝てる
おやすみなさーい」
呆気にとられる
竜樹、玲慈、鈴太、美鈴
「相変わらず猫みたいですね」
「理事長桜を知ってるんですか?」
敵意を出しながら玲慈がきいてる
理事長は口元に頬笑みを浮かべ
「あなたたちよりは知ってます」
意味深なことを残し俺たちを部屋から出した


