玲慈は、総長室に戻り、パソコンを開いた
検索欄には、『坂上桜』の文字が打たれていた
...すごい
検索結果の欄には、桜の写真から実績、今日の市長とのやり取りが掲載されていた
改めて桜がどれだけすごいか目の当たりにする玲慈は、ただ画面から目が離せなかった
そしてもう一つ気になったことを検索にかけた
『見え方の変わる石』
検索欄『ラブラドナイト』
この言葉とともに、おんなじ石が画像として出てきた
石言葉『思慕、思い慕うこと』
...これは、俺のことをって思っていいのか?
こんな遠回りなことで伝わると思ってるのか?
京介が言わなきゃ、ただの石だと思って過ごしていたぞ?
「...桜のアホ」
――カチャ
玲慈は桜からもらったピアスを耳に付ける
「絶対、あいつに口から言わせてやる」


