玲慈は、グッと拳を握る
…俺なんかじゃ追いつけない
「へぇー。玲慈は諦めるんだ?」
「…ッ」
「はぁ。そんなんだったら俺が奪うよ?この記事読める?2年後この街に、桜ちゃんの会社ができる。俺は、俺の夢を叶えて桜ちゃんに胸張って会いに行く、…玲慈は?そんなんで会えるの?」
...俺は。
「そーだよね!会社建てるってことは、桜も来ることがあるってことだよね?そしたら美鈴は、桜の会社の受付嬢にでもなろうかな!」
それぞれ、自分の目標や夢を小さいながら心に宿しはじめていた
「...ねぇ。玲慈はどーするのー?」
「…ッうっせ!言われなくても胸張って会いに行くさ!」
「ふぅーん。ライバルだね?」
「京介には負けない」
「そういえばー。桜ちゃんからのプレゼント開けてないね?開けようかー?」


