「...いい加減にしなさい!」
「「!!?(げ。桜が怒った)」」
「まったく!いつになったら落ち着くの!お見送りぐらいちゃんといなさい!」
「ご、ごめんなさい」
「...わりぃ」
やっと大人しくなった2人
「それじゃ!行くね」
「えぇ。お気をつけて」
「気ぃつけてな!」
「...寂しくなったら俺のとこ来いよ!」
「ありがとう!竜樹、圭介も元気で!...仁。あんたのとこには、絶対行かないからね!」
歯を見せ無邪気な笑顔で、改札に向かって歩く桜の背中を見つめる3人
辺りは、うっすらと日が差し、朝もやが光を反射しきらきら輝いていた
まるで天から何かが舞い降りて来たように、3人は光に包まれた


