「桜さん、気を付けて」
桜は、過去の仲間に囲まれ、駅の改札口に立ってた。
時刻は、朝5時この駅の始発の電車で、桜は、もとの生活元の町に戻る
「ちゃんと、今回は連絡したでしょ?」
「当たり前です。もししなかったら...わかりますよね?」
「...はい。」
もう。冗談よ、竜樹ったらそんなに笑みに黒いオーラ混ぜなくったっていいのに
「ったく。こんな朝から起こすんじゃねーよ。ねみぃ」
「おい!桜さんが旅立つんだシャキッとしろ」
「へいへい。って俺よりコイツは?」
仁は、隣で瞼を閉じ気持ちよさそうに寝息を立てている圭介を指さす
あ。竜樹のこめかみに青筋が...。
「...スースー。」
――バキッ
「ってぇ!?」
「圭介は起きろ!」
「んだよ竜樹ぃ。いってぇー」
「...口答えするなら後で、仕事増やしときましょうかね?」
「げっ!職権乱用だ!!!」
「はいはい。そこまで、そろそろ行くから」
いつまでもじゃれている3人
少し見た目や雰囲気は変わったものの、3人集まればあのころに戻ったような空気に包まれる


