「はぁー。もう、みんなしっかりしてよねー?桜ちゃんが来たとき笑われるよ?というか呆れられるよー?」
黙々とキッチンで下ごしらえをしている京介が呆れ声で、やりとりをやめさせる。
何故、京介がキッチンにいるのか、それは、今日のためである
デリバリーをしようという提案もあったが、桜が来た時に食べさせたいということで、料理が出来る奴らを集めて料理班を作り、ごはんを作ろうということになり、料理ができる京介が中心となっているのである。
「それで、京介は準備できたのか?」
「当たり前ー。みんな張り切ってるよー」
「「「総長!任せてください!」」」
キッチンからは張り切った声が聞こえてきた
ここは、大丈夫か?
でも、みんな桜のこと気にしているんだっていうのはわかる
どんだけ、存在でかいんだよ


