「玲慈の頭ん中は、桜でいっぱーいなのね」
「なんだよ、美鈴」
にやにやしながら、話しかけられる
「...うっせ」
「はぁー。玲慈だけが考えてるわけじゃないんだからね?みんな桜を探してる。でも、そんな情けない顔で明日、会うつもり?」
「情けないって。これでも獣王の頭なんだけど」
「そんなしょぼくれちゃって、置いて行かれた犬みたいだよ?」
...置いて行かれた犬
そこまで、腑抜けたようにみられてたとは
「わかってる。ってかそこまで酷くねーだろ?」
「いいや。酷いね!なっさけない!」
「なんだよ、美鈴」
にやにやしながら、話しかけられる
「...うっせ」
「はぁー。玲慈だけが考えてるわけじゃないんだからね?みんな桜を探してる。でも、そんな情けない顔で明日、会うつもり?」
「情けないって。これでも獣王の頭なんだけど」
「そんなしょぼくれちゃって、置いて行かれた犬みたいだよ?」
...置いて行かれた犬
そこまで、腑抜けたようにみられてたとは
「わかってる。ってかそこまで酷くねーだろ?」
「いいや。酷いね!なっさけない!」


