「そっか。さくらが雷桜だったんだ。」
ボソっと玲慈がつぶやく
「そう。あたしは、ただこの町に帰ってきたわけじゃない、復習をするためにきたの、まさか、あの時ここを託した子達に会うとは思わなかったけどね」
「それって、俺たちを利用したってこと?」
...ズキッ
「...そーいうことになるかな?ごめーんね?」
あたしが傷ついた顔をしてはいけない、辛いのは玲慈たち
あっけらかんと答えるあたしに、みんなの顔付きは驚きから、敵意あるものに変わっていった
「…。さくらそれっ」
「桜姫!それって俺たちを裏切ってたってことですか!?」


