玲慈はそんなに怪我もなく、お腹に少しアザがあるくらいで済んだ。
「よかったよ、そんなに大怪我じゃなくて」
「俺、一応ここの総長だからね?そんな簡単にやられるわけないでしょ」
「そーいえば、さくらちゃん知り合いなんでしょ?理事長と、知らなかったのー?」
ここぞとばかりに、京介が探りを入れてくる。
「知らなかったよ?」
「...ふーん。」
はい。納得してなーい。
そりゃそーですわね。
京介は一緒の学校じゃないから納得してくれたけど、学校で堂々と理事長室を使ってるあたしが、理事長の正体をら知らないなんておかしいもんね。
「そんなことよりさ、クリスマスパーティーどうする?」
え?美鈴さん。
今その話します?
そして、みなさんもその話にいくんですね。
若い子は話の切り替えも、早いのね。


