「お待たせいたしました。ラッピングも終わりました。お会計がこちらになります。」 醜い俺の嫉妬にまみれた心とは裏腹に、店員はにこやかにお会計を進める。 早く買って、桜のところに行きたい。 少しでもあの笑顔をほかの人に見られたくなくて俺は、会計をすぐ済ませ急ぎ足で桜のもとへ歩いた。 玲慈side終わり