「さーくらちゃーん」
部屋には京介と美鈴しかいない
「銀太と鈴太は?」
「んー銀太は観察日記書いて、リオさんとどっかいったー鈴太は来てない」
「あのさ、今日倉庫にいる人数少なくない?」
「そうかなー?みんないつも来てる訳じゃないからねー」
「そっか」
京介は普通に返したんだろうけど、少し目を見開いた
なにか、隠してる
でも、話してくれるまで待つしか無いよね
「なぁ、桜」
「なに?」
「あのバイク桜の?」
あのバイク?
「あの、美鈴のバイクの隣にあるやつ」
「あぁ、そうだよ」
「えー桜ちゃんバイク持ってたんだー」
「持ってたよーそろそろ帰るね」


