すぐにアイスコーヒーがきた。
「・・・ぷはー。生き返るー!」
「そんな、ビール飲んでるおっさんみたいな声ださないでよー」
「しょうがないじゃない、外暑かったんだから」
「桜ちゃんは、ここまで何でいらしたんですか?」
「・・・バイク」
「へー、桜のバイクか。あとで見せてよ!」
「私は後に乗りたいですわ」
興味津々の2人の目は面白い物を見つけたときのようなキラキラした目をしていた
「・・あとで見せるし乗せてあげるよ」
「やった!そうだなんか食べよ?あたしお腹すいてもーだめ」
「丁度お昼ですし、何にします?」
「あたしはこの店に入ったときから決めてたんだー!あの特性デミグラスソースのオムライス」
見渡せば店内の至る所に
“当店自慢の特性オムライス”っとでかでかある
「私はこのAランチにしますわ、桜ちゃんは?」
「あたしは、サンドウィッチセット」
ここにいるあたしを含め3人は、優柔不断ではないらしい
即決で決まり、美鈴がまとめて店員に注文してくれた。
「・・・では、注文もしたし、いろいろ聞きましょうか」
「そうですわね」
--ぞくっ
え?
なにこれ、あたしピンチ?
なぜか2人の目は獲物を刈るハンターと化してた。


