「・・・はやく」
さっきまで閉じてた瞳が今は真っ直ぐあたしを見てる
・・・獲物を狙う獣の目
あたしはゆっくりジャガイモを摘んで玲慈の口に運ぶ
「・・・桜、遅い」
--パクッ
--ぺろっ
「ッ!?」
玲慈の方から近づけて来た口は大きなジャガイモを一口で取り込んでしまった。
そして、
「な!なんであたしの指なめるのよ!」
そう、ジャガイモを食べてくれたのまではよかった
けど・・・そのまま摘んでいた指を舐められた。
「ん?ごちそーさん」
ぺろっと唇を舐める玲慈はとっても色っぽかった
「・・・っこの!馬鹿玲慈!変態!!」
「わー!!!桜怒んないでよ!!」
あたしは真っ赤になってこの恥ずかしさを誤魔化すため玲慈を怒鳴った。


