「結構、沖まできたね」 「私もう足がつきませんわ」 心奈ちゃんは金槌みたいで泳げないらしい それにあたしや美鈴よりも身長が低いからここはもう着かない 気づけばさっきよりも沖に来ていた。 「そろそろ、戻ろうか」 あたしたちは方向転換をして浜に向かった