ぶつぶつ言ってるけど、足は止まらず、目の前にはみんなが居るパラソルが見える。
「さくらー!海いこー!」
美鈴があたし達に気づいて大きく手を振ってる。
あーあ。
そんな大声で呼ぶからまた、注目が・・・。
「玲慈これ持ってて」
--バサッ
「ちょっ!?さくら!?」
さっきまで
着てたTシャツを脱いで玲慈に渡す。
白いTシャツから黒いビキニに変身
「あれ?玲慈。顔真っ赤だけど、どうしたの?」
「・・・ちっ」
あれ?舌打ち?
「れいじ?」
「なんでもない。美鈴が呼んでるぞ?」
「そうだね!行ってくる!」
あたしは特に気にせず美鈴達の方に向かって走ろうと・・・。
「さくら!!走るな!」
っと言われたので大人しく歩いて向かった。


