--「(ざわざわ)すごい、あの女の子たち強いわねー」
--「(ざわざわ)それにしても情けないわね、あの男達」
--「(ざわざわ)ねー」
こんだけ人がいる所で、ましてやナンパ男を蹴散らせたら、そりゃ注目も浴びるわけで・・・。
「あ!桜」
人混みの中から玲慈や銀太たちがきた
「桜、大丈夫?」
「大丈夫」
「ったく、いったい何があったんだよ、っつかそこの男どもはなんなんだよ」
ギロリっと銀太が睨む先にはさっき襲ってきたナンパ男ども
・・・ふるえていらっしゃる。
「い、いや。ま、まさか獣王さんとこの人だとは思わなくて・・・。」
「思わなくて?んじゃ。今こいつらが誰のかわかったよな?」
「は、はいいいい」
怖いよ怖すぎだよ
玲慈さん
口調が銀太そっくりになって
背中には般若がみえるよ
「次、手ぇ出したらそんときはこの街歩けなくしてやるから覚悟しろ?」
「「「「は、はぃぃぃぃぃ!!!!済みませんでした。」」」
脱兎のごとくいや。ジャイ○ンから逃げるノビ○のように一目散に逃げていった。


