さすが人気のビーチ
海の家も大繁盛してるみたい
夏はやっぱり馬鹿も増えるもので・・・。
戻ろうとしたあたし達の前に3人のチャラ男
「うぉ!!!上玉3人衆発見!」
「ほんとだ!」
「なー俺たちと遊ぼうぜ」
というわけで戻るに戻れなくなりました。
別に怖いわけではない
あたしと美鈴2人なら殴って終わるけど、心奈ちゃんがいる、下手に争って人質に取られたら終わりだ。
「・・・(ボッソ)桜どうする?」
美鈴もあたしと同じことを考えてたみたい
「・・・。」
「怖くて声もでないかぁ?優しくしてあげるよ?ぎゃはははは」
「・・・なんて品のない笑い方。」
ん?これ心奈ちゃん?
「あぁ”?んだと?ちょっと可愛いからって調子に乗ってんじゃねー」
--パシッ
「んあ”?!」
--ドッスン
えーっと何が起きたの?
あたしと美鈴がどうしようか考えてる時に心奈ちゃんが相手を煽って、飛びかかってきた手を払って背負い投げ?
「女だからって甘く見てると痛い目みますわよ?これでも幼少の時から合気道、柔道、空手など身を守る護身術は心得ていますの。」
すごい。
「ってめー調子乗るんじゃねー」
--パシッ
--「ぐふっ」
--ドゴッ
--「うぇ」
なんのうめき声かと言いますと
心奈ちゃんに向かって行った残りをあたし達が片付けた音です。


