「さくらーできたよ」




「はーい、今行く!」




お?キッチンから良い匂いが



「うわぁ!美味しそう!」


テーブルの上にはスクランブルエッグとベーコンサラダ
トーストが置いてあった



「こんなに材料あるのに、なんで料理しないのか不思議だ」




「まぁまぁ。気にしないでお食べなさい」





「いや。この料理作ったの俺。さも、自分が作ったように言わないで」





「・・・ちぇ。まぁいいや、いただきます」




美味しい!
卵もとろっとろだし味付けも丁度良い



「玲慈凄いね!とっても美味しい」





「よかった。それ食べたら行くから」





「わかった。」




もう夢中で食べた
コーヒーやインスタントラーメンばっかだったからとても幸せだった。







「・・・ふぅ。美味しかった。ごちそうさまでした。」





「お粗末様でした。」





「玲慈ってさ、良い嫁になるね」



--ブホッ

「ちょっと!汚い!」





「だって桜が変なこというから口から出ちゃったじゃん!」






「思ったことをいっただけ。はい。ティッシュ」




「ありがとう」