--『さくら、覚えていたんだ。』
『当たり前じゃない。あのときからあたしの夢にもなったんだから』
--『さくら、俺の願い叶えてくれる?』
『もちろんよ』
--『そこに、俺が居なくても?』
『なに言って・・・。』
--『さくら、ちゃんと聞いて?俺の夢叶えて。俺・・・ずっと見守ってるから』
『いや。風雅も一緒に』
風雅は力なく頬笑むだけ
--『・・・愛してる。俺幸せかも』
『何言って・・・』
--『だって、俺の最後の女は桜ってことでしょ?こんなこと言ったら呪いになっちゃうかな』
--『桜、俺の最後の女。でも桜は違う、俺の分も幸せになって?でも命日ぐらい覚えていて?忘れるんじゃなくて思い出にして?そうすれば俺は、桜の心の中で笑ってるから。』
『ふうが・・・』
--『泣くな。・・・お前は・・・・。』
ふうが?・・・風雅!!!!!
いやぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!!
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