あの、町おこしの祭りから何日か過ぎた。
足も大分回復して生活に支障は無くなった。
そして、当たり前のように昼間には誰かしらから電話があり
気づけば倉庫に連れて行かれる日々。
最初は足が心配だって理由だったはず・・・。
「ねー桜、ここわかる?」
「・・・知らない」
「そー言わずに教えて?あたし英語全然わかんないの」
・・・なんで、課題を手伝ってるの?
なんか、獣王のルールにやるべきことはきちんとやるってのがあるらしく
夏休みの課題は必ず終わらせなきゃいけないらしい
そういうのがあってみんな7月中には課題を終わらせるらしい
それで、8月は遊びまくるんだとさ
「・・・桜ちゃん課題は?」
「終わらせた」
一応高校生は2回目だからね
すぐ出来た。