玄関まで行こうとしたら
玲慈と心奈ちゃんに止められた。
「じゃ、送ってくるから鈴太も銀太も京介も大人しくしとけよ」
「もー玲慈は肝心なこと言わないんだからー桜ちゃんにちょっかい出すなって言いたいんでしょー?」
「うるせーよ、京介」
ほんのり赤くなった耳
どうしたのかな?
「姫は全然わかってないみたいだよー大変だね王子様」
「そんなこといいから、早く心奈ちゃんを送ってあげなさい!もう遅いんだからね」
「・・・わかったよ、んじゃ行ってくる」
「お邪魔しました。」
「心奈ちゃん、またいつでも来ていいからね?」
「はい!おやすみなさい」
「「「「「おやすみ」」」」
そういって2人ともあたしの家を後にした。
「さーてまだまだ食べるぞ!」
「・・・美鈴でぶるぞ」
「りんたぁ?なんか言った?」
「う、うぅん。なんも言ってな・・・」
「鈴太ね、美鈴の発言に対して、でぶるぞって言ってたよー」
「おい!京介余計なことを」
「ふーん、鈴太そんなこといったんだ・・・」
「い、言ってない」
「問答無用!覚悟ーーーー!!!!」
「わーーーーちょっとまってぇぇぇ」
「「うるさい」」
初めて銀太と意見が一致した瞬間だった。


