美鈴と心奈ちゃんが玄関まで行って料理を持ってきてくれた。
「あ、お金」
「いい、俺たちのおごりだから、金は美鈴が持ってる」
いつの間に渡していたのよ
「きたよ!」
机の上に並べられる食べ物
「俺、これ!」
「あっ!鈴太てめぇ、それ俺のだ!」
「やだ、これおいしそう」
「返せ!」
鈴太と銀太はピザを巡って争い始めた。
「あたしのお寿司~おっすしお寿司~」
美鈴は変な歌を歌いながらお寿司を確保してる。
心奈ちゃんはどのピザにするか悩んでいる。
「はい、桜、蕎麦」
「あ、ありがとう」
玲慈が蕎麦を取ってくれた。
「蕎麦なんて食べるのか、お前ババくさいな」
「銀太うるさい、鈴太そのピザ食べちゃって」
「ふぁーい」
「あ”鈴太てめぇ!」
「んー?銀太どうしたの?俺は桜が食べていいって言ったから食べたんだよ?
美味しかった。」
とぼけた顔をして銀太を見つめる鈴太
対して般若のような顔をしている銀太
・・・食べ物の恨みは恐ろしいね
「さーくーらー、てめぇ」
今にも飛びかかって来そうな銀太
動けないあたし
これはやばいんじゃ・・・。


