乾杯する、っていって
机の上にでてきたのは
「・・・これ、お酒じゃない!」
“お酒は20歳になってから”
とラベルに書いてある物
「・・・打ち上げって言ったら酒だろ?馬鹿だなお前」
「・・・誰が馬鹿ですって?」
「お前だよ、馬鹿桜」
むかつく!!
今、動けたら絶対、足蹴ってやるのに
さっきから、隣には玲慈いて動こうとすると止められ代わりに動いてくれる。
だから、すぐそこにいる銀太の所にも行けない
・・・あたしそんな大けがじゃない。
「はぁ・・・心奈ちゃんにはジュースあげなさいよ?」
「あ、大丈夫です。自分の飲み物は自分で確保しますから」
端から
あたし、玲慈、銀太、京介、鈴太がソファーの上
床に敷いてあるマットの上に美鈴と心奈ちゃんが仲良く2人で座っている。
「そうだ、美鈴部屋はどこでも使って良いよ」
「わかった。こんな広いとこでいいなー」
広いだけだよ
無駄にね
---ピンポーン
「あ、来たんじゃない?」


