--ガチャ
鍵を開けて部屋に入る
「「お邪魔します」」
「2人とも、誰もいないからそんなこと言わなくていいよ?」
「・・・一人暮らしなんですか?」
「そうよ?だから・・・」
「一人暮らしでも、他人の家に入る礼儀だろ?桜以外にここにいないからって言わなくていい理由にはならない」
そういうものかな?
玲慈が礼儀を大事にするなんて意外
「お茶とコーヒーしかないけど、どっちがいい?」
玄関を入ってリビングと繋がってるキッチンに行く。
「桜、こっちこい」
「え?でも飲み物」
「んなの、あとでいいてか、自分でやる」
いやいや、家の主あたしだからね?
場所わからないでしょ?
「でも・・・ひゃ!?」
さっきまでフローリングに着いてた足が浮く。
玲慈に抱き上げられた。
「ちょっと!玲慈下ろして!しかも・・・なんで姫抱っこなのよ!」
そう俗に言う、お姫様抱っこ
「桜、救急箱どこ?」
「・・・そこの棚の上」
そう言うと、心奈ちゃんが棚から救急箱を持ってきてくれた
「あの!私がやります。」
「ん?大丈夫俺がやるからお茶淹れてくれる?」
「・・・わかりました。桜ちゃんお茶ってどこにありますか?」
え?だからあたしが・・・
「桜ちゃんはちゃんと手当してください!!」
・・・っツ
心奈ちゃんに怒られた。


