「今日さ、放課後話したいことあんだけどいいかな?」


は、話したいこと?!
まさか…
告白っすか?



「え?いいよ!今日部活ないし♪」


笑顔で答える美海


俺はもちろん黙ってはいられないわけで



「俺、こいつと一緒に帰んないといけないから俺もいい?」



予想外な俺の言葉に亮也は少し戸惑っていたが了解した


隣のチビは何だか文句を連発してたけど気にしない



こんなところでこんなやつに美海は譲れない



だって俺以上こいつを好きな奴なんているはずないから


なぜかそんな自信があったんだ