その後地獄耳だとかなんだとか意味不明なことを言ってたと思えば


周りの目を気にして黙り込む



ほんと自由気ままな奴



ま、そんなところも一緒にいて飽きないんだけど



「で、お前バスケ部のマネージャーはいんだろ?」


俺がそう聞くと美海は眉間にシワを寄せて他のマネージャー候補者を見渡した


「まあ、先輩にいって優先的に入らせてやるよ!」



そう説得するとなんとか納得したよう



「ほんと?!隼人ありがと!美海とあとね?愛子ちゃんも一緒にね?」


すっごく嬉しそうな美海
キラキラ輝く大きな目についドキッとしてしまう


危ない危ない
と、目を反らし隣の友達とやらを見る