階段を一気にかけ降りて校門まで思いっきり走った


校門に近づくと先輩?3くらいが見える



それをよく見ると…
ッ?!



3人に囲まれた美海の姿


美海の目には涙がいっぱい溜まっていた



俺は何も言わずに目の前にいる一人を蹴り倒した



それと同時に美海の腕を思いっきり引き寄せる



「いってぇな・・!んだよ、てめえ!」



鋭い目付きでにらんでくる先輩達


全ッ然怖くねえ


「こいつ、俺の彼女なんで触んないでくれます?」



美海を後ろから抱き締めながら睨み返す


3人のうち一人が後退りすると一気に走って逃げていった