「そ、そんなんじゃないよ〜!


ただ友達ができて嬉しかっただけ♪」



「ふっ、好きになってもお前みたいなブスじゃ無理だねっ」


後ろから悪魔のような声が飛び出してきた



こんなことを言う奴なんて決まってる



今までの気分もがた落ち


「隼人には関係ないでしょ?!

口出さないでよ!」


キッ!と睨み付けると
睨み返される


うわ〜
やっぱ勝てない



この背のデカさからして反則!!



「てか何の用よ!?」



あたしは負けじと言葉をぶつける



「親父に言われたんだよ!美海一人じゃ危ないから一緒に帰って来いって


お前みたいなバカ猿が襲われるわけねえのにな?」



さっきから聞いてれば言いたいこといいやがって!


ほんっと腹立つ奴!