「じゃあ、わかった…。チャンス…やるよ」


俺のそんな言葉に柴崎は跳び跳ねて喜んだ


「やった!ありがと隼人くん!よろしくね?

でね、これ!今日バレンタインでしょ?あげる」


そう差し出された紙袋
ピンク色の可愛らしい袋だった


「いや、俺甘いの苦手なんだよな…。」


頭をクシャクシャにしながらそをなことを言うと柴崎はニッコリと笑った


「大丈夫!チーズケーキだから!ひかるね、チーズケーキ得意だから味には自信あるんだ♪」



バレンタインにチーズケーキつくる奴なんて珍しいな


そんな疑問も抱えてたけど気にせずにそれを受け取った



その後柴崎とはわかれて教室へ行ったらー…



「美海?」


忘れようとしていた美海の姿だった