「美、海…?」 心地よい低い声 何故か懐かしい隼人の声 あたしはそっと振り返り、微笑んだ 「隼人…。ちょっとね、話があるんだ」 あたしが小さく呟くと隼人は真剣な表情であたしの前に立った 「その前に俺も…。話したいことがある。」 隼人はそっとあたしから背を向けて話し出した 「俺…。柴崎と付き合うことにした」 神様なぜ? 何故あなたはこんなにも意地悪なのですか?