ガタンッ!



家に飛び込むと一気に階段をかけあがる



部屋のドアをそっと閉め、寄りかかり立ったまま唇を強く噛み締めた



痛さを感じるほど
強く。。。強く…



「うぅ…。ヒック、グスッ…ン」



声をおし殺して、その場に崩れ落ちた



嫌だ…



嫌だ。



幼なじみなんか嫌だ…。



みんな羨ましいとか言うけどあたしは…。



こうなるなら幼なじみなんかになりたくなかった。


でも隼人が離れていくのはもっと嫌だ