亮也の後をついて行ってる俺だけど美海たちの姿は見当たらない



なんで俺は男二人で祭りん中歩かねえといけないんだよ…



きめーな。
ったく、美海のやつ大丈夫かな



あいつちっちゃいし無駄にはしゃぐから迷子になってそう…



そんな無駄な心配をしていると誰かに後ろに引っ張られる



「ちょ、おい!んだよ!」



思いっきり振り替えると
あれ、居ねえじゃん



って思ったら



「隼人!亮也と結衣ちゃん二人っきりにしてあげよ?だから早く逃げるよ!」



下から声が
と思い下を見下ろすと


あ、居たんだ←失礼



「んまあ、いいけど一ついい?おまえ、ちっちゃすぎて視界に入んない。


つうか、危なっかしい」




「んな…!ヒドッちょっ」



美海が口答えした瞬間に手をギュッと握り、歩き始める


美海は驚いた表情のまま俺についてきた