「隼人?!どうしたの早く行こ?」



あたしは駆け寄り、隼人の服の裾を引っ張った



「おぉ…ごめんごめん。行くか」



そう言いつつ、まだボーッとあたしを見る隼人



「な、何よ!そんな美海変かな?」



隼人の顔を見上げて聞いてみると隼人は耳を赤く染める



「へ、変!もういいから早く行こうぜ」


何故か開き治る隼人



しかもあたしを置いて前歩いてるし



しかもしかも、変!って何事?!



お世辞でも可愛いとか言ってくれていいじゃない!


こうなるならこんなおしゃれしてくんじゃなかった・・・


「やっぱ変か・・・。」



聞こえないように1人呟いたあと、小走りで隼人についていった