式が終わりみんなが
教室に戻っていく。
この学校は私立だが
そこそこ学力も高い。
教室に到着
クラスの前の廊下にたくさんの人だかり
この学校はやたら廊下が大きい。
教室と廊下の間の壁はガラス張りだ
瑠花がいた
「お前、生徒代表挨拶?聞いてなかったぞ」
「良かった〜、ほんと緊張したから聞かなくていいよ」
頭を撫でてきた
いや…
「ちがくて、挨拶することを」
「だって今日の朝いきなりゆあれたもん
恥ずかしくて言えなかったよ」
「え!?あれアドリブ?」
たしかに紙などはもってなく、
視線はまっすぐで、
ずっと前を向いて話していた
「うん、
一般の1位の子が休んだらしくて、
急遽お願いされたの」
「そっか、おつかれさん
部活がんばれよ」
「うん
勝斗?入学おめでと」
「あぁ、お前もな
んじゃな」