「シ・・・・グナ?」 由紀はゆっくりとシグナを見た。 「由紀ッ!歌は!?歌わなかったの!?」 「・・・・シグナ、とりあえず、なんか歌ってあげなよ。早く」 コクリと頷いて歌い始めた。 綺麗な歌声が辺には響いた。 悲しいようで、寂しいようで、 でも、どこか楽しそうな そんな歌を。 後で暗闇斗に聞くと、シグナが歌ったのは 闇斗と 美里の 歌だったらしい。