「・・・・終わったか?」

「うん」

「じゃ、かえろーぜ」

当たりはまだ暗い。

「・・・・言わなくて良かったの?」

「いーんだよ。夢で終わらせておこーぜ」

「・・・・そうだね」

皆が寝静まった頃。

僕らはそっと雪の元を離れた。

そして、元の世界に戻りました。