「僕、前から不思議に思ってたんだ。綾さん。君は・・・・僕に関わることを避けてたよね?」

「・・・・そんなわけ・・・・「零さんと話してる時、君はリビングにいるって言ったけど、ずっと扉の前で話、聞いてたよね?」

ピクリと微かに肩が動いた。

「・・・・それに、君は旅の途中、トランクに居たまま、一度もででこなかった。君だけね」

「・・・・」

綾さんは黙り込んでしまった。

「「クスクス・・・・クスクス・・・・」」

白雷と黒雷が笑っている。

「2人とも?」

「「阿破破!阿破破破破破!遂にbatend!蒼!さんくす!」」

「え?」