──────過去は捨てるの?? そうやってなんでもかんでも諦めるくせ良くない。 プロになるのも、お父さんのことも諦めて、 あたしのことも 諦めるの?────── 「お前、なんなの」 その時、彼女は泣いていなかった。 真っ直ぐ俺の目を見て話す。 その目を俺はよく知っている。 でも、思い出せないんだ。 「だいくん。」 ──────あたしはね、ただ、 だいくんがだいすきなんだ。