「…なあ、芹沢。

俺の名前、何だっけ。」


芹沢が寝てるのをいいことに、俺は馬鹿なことを言ってみる。

考えてみれば、もう随分と名前を呼ばれていない。


『お前』

『院長』

『兄さん』






“オ・チ・コ・ボ・レ♪”