「…ホントに医者かお前は。」

「あー!
さとー笑ったー。」


そう言って、にへら、と笑う芹沢。


…動悸がする。

健康診断、そろそろ行くべきか。


「わ、らって、ない。」

そこで噛むか俺。


「さとー先風呂はいっていーよー。

オレきもちわるい…」

「飲み過ぎだ馬鹿。

俺に合わせるからそうなるんだよ。」

「だってぇ…」

「だってとか言うな。」


じゃ、先に入るからな。

そう言って、俺は風呂に入った。