「え、佐々原さん……」 「あ、朝陽も一緒?」 「莉子……」 朝陽くんはそう言った佐々原さんに“莉子”って呼んだ…… どういう関係なの……? チクッと痛む胸を押さえていろんな服を見た。 気を別の方向に逸らすために…… チラッと後ろを見ると、朝陽くんはどこか嫌そうに でもそんな事もお構いなく、朝陽くんに話しかける佐々原さん。 何だろう…… 私この場から居なくなりたい……